おほりばたで育ったもの
2016.11.02
保護者・卒園生のコメント
ある日のこと、小学生の娘が帰ってくるなりこんなことを言ってきました。
「ねぇ、お母さん。お友達にね『遊んでばかりの幼稚園って意味があるの?』って
聞かれたの。…おほりばた幼稚園って本当に意味のない幼稚園なの?」
…ビックリしましたが、しばらく考えて こう答えました。
「幼稚園の時、自分達で『みんなで遊ぼう(運動会)』を作り(創り)あげたでしょう?
アナウンスだって子ども達でやった。劇だって脚本作りまでしたよね。
みんなで一生懸命考えて一つのものを作り(創り)あげていくこと…それってね、
とても意味のあることだと思うよ。
他の幼稚園のことはよくわからないけれど…一つだけ言えることは、
あなたはしっかり心の根っこが育っていると思う。それは確かだよ」
娘はそれを聞いて安心してほほえんでいました。
小学生になり、自分で解決しなければいけないことに沢山出会うようになってきました。
娘もこれまでの間、いろいろな壁にぶつかってきました。
その度に「まずは自分で考えて、自分でなんとかする」と言います。
入園当初、誰よりも泣いていた娘が今は頼もしい存在です。
子ども達一人ひとりの心に丁寧に寄り添って保育してくださった
おほりばた幼稚園の先生方に、感謝の気持ちでいっぱいの日々です。
(卒園生ママ)